その他のお話
海洋散骨に思うこと
「海洋散骨のこと、聞きたいんだけど・・」
電話の主はIさん。
Iさんは、忘れたころに電話をかけてきます。
86歳のIさんは、娘に迷惑を掛けたくない
気持ちから、いろいろと勉強している様子(^○^)
でも、なかなか決められないようです。
私は、海洋散骨を希望される方には
なぜ、海洋散骨なのか?
墓とか納骨堂はないのか?
家族構成はどうなのか?
聞きます。
それは、ご自分が海洋散骨を望んでいても
遺骨が手元に残らないことで家族が
反対することも多いからです。
また檀家であれば難しい場合もあります。
Iさんは、お墓もなく檀家でもないとのこと。
娘さんには、海洋散骨のことを話していない
とのことなので(+o+)
ぜひ、娘さんに一度話してから決めて
くださいとお願いしました。
全ての遺骨を海に流してしまうと
娘さんには何も残らなくなります。
それが寂しい家族は分骨(遺骨を
分けること)して、手元供養する方も
います。
遺骨の納骨先は、家族がいる方は
良く話してほしいと思います。
迷惑掛けたくない想いは判りますが
先走らないことも大切です。
それぞれの想いを話すことが
将来のトラブルを避けることにも
なります。
「おれね、若い時に海で仕事してたんだ!
海に還りたいんだよね~~」
Iさん、いつでも相談にのりますよ(*^_^*)
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