その他のお話
知っておきたい亡くなった後の手続き
亡くなった後の事務手続きは、おおきく二つに分けると、公的手続きと私的手続きがあります。
公的手続きは、役所関係の手続きをいいます。
主なものに、①死亡届②住民票の抹消届③保険証の返却・資格喪失届③年金受給停止の手続き④介護保険資格喪失届⑥国民年金の死亡一時金請求⑦埋葬料請求⑧葬祭費請求⑨高額医療の請求⑩遺族年金の請求⑪準確定申告などがあります。
相続税が発生する場合は相続税の申告、納付が加わります。
年金の受給停止と請求は10日以内、健康保険証や介護保険証の返却は14日以内に手続きします。
私的手続きとは①預貯金の名義変更・解約②生命保険金の請求③不動産の名義変更④電話の名義変更又は解約⑥公共料金の名義変更又は解約⑦クレジットカードの解約⑧運転免許証の返納⑧パスポートの失効手続きなど個人に関わる手続きをいいます。
細かい手続きも入れると、約100の手続きがあると言われてます。
手続きするには、故人との関係性を問われ身分証明書の提出が必要になります。
銀行口座の名義変更または解約手続きになると、遺言書や遺産分割協議書、戸籍謄本や住民票などの書類が必要になります。
これらの手続きは誰でもできるものではなく、主な相続人がおこないます。
公的手続きには期限が決められていますので、スムーズに手続きを終わらせる必要があります。
そのために生きている間に、あらゆる情報を収集してエンディングノートなどに必要項目を書いておくことが大切です。
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