終活の話
終活的な情報開示の考え方
「205番さ~ん、205番さんのご家族の方は
いらっしゃいませんか??」
待合室にいた人は下を向いたり横を向いたり。
誰も自分のことを呼んでいるとは思って
いないのです。
これは先日いった病院での出来事です。
病院で名前を呼ばないで番号で呼ぶように
なったのは、いつからなのでしょう?
個人情報保護法
個人情報保護法が施行されたのは
2005年。
病院でも個人名から番号で呼ばれる
ようになりました。
そのときの混乱ぶりからみれば
今はだいぶ落ち着いてきたといえますね~
でも、2015年からマイナンバー制に
なり、より個人情報は管理されることに
なりましたね。
個人の情報が守られることは安心できる
ことです。
でも反面、周りにいる者にとっては
やっかいな代物となるときがあります。
もしもの時
やっかいというのは、あなたが急に倒れた
時には、あなたが持っている情報は閉ざさ
れてしまうということです。
この間、私は夫名義のクレジット会社に
電話をしました。
クレジットの締切を知りたかっただけ
なのに、とうとう夫本人じゃなきゃダメ
いうことで、オペーレーターは教えて
くれませんでした(+o+)
あなたが急に倒れたときも、あなたの
情報は、家族でも教えてもらえません。
必要なお金も出せず、日常の支払いも
病院への支払いも出来なくなります。
あなただけでなく家族も困ることに
なりますよね!
情報の伝え方
個人情報保護やプライバシーを重視している
社会だからこそ、もしもの時には、速やかに
自分の情報を伝える手段を持つことが大事です。
いつ、だれに、どのようなルートで確実に情報を
伝えるように準備しておくことが重要です。
エンディングノート
情報を伝えるということでエンディングノートが
役に立ちます。
エンディングノートに預貯金のありかや生命保険の
証書をいれておけば、急に倒れても安心できます。
個人情報やプライバシーが最優先される現代には
自分の情報を書いて残しておけるエンディング
ノートは大切なものになります。
あなたの情報をどのようなカタチで残しておく
のか、今から考えましょう~~~
JOURNAL