終活の話
運命って・・・私が終活を始めたキッカケ
終活っていうと
死ぬ間際のものでしょう?
と言われます
わたしが広めようとしている終活は
元気に生きているときにするものです
生きてるって素晴らしいと感じることが
できるのが終活です(^○^)
とつぜんの死
私が27歳のときでした
その年の夏休みに入った1日目に海に
キャンプしにいきました
数組の家族と一緒のキャンプ
5歳の息子は参加した家族の子供たちと仲良く
なり初めてのキャンプを楽しんでました
翌日の朝は曇り空で風が強く寒く感じました
息子は大きいお兄ちゃんたちと一緒に海へ
散歩しにいきました
私は他のお母さんたちと朝ごはんの用意を
してました
数分後、数人の子供たちが走って戻って
きました
「たいへん、Yちゃんが波にもっていかれ
ちゃった」
なにを言っているのか理解できない・・
息子がいなくなったという浜へ行くと
白い泡の波が足元まできました
ずっと浜辺で迎え火を焚き、息子が帰って
くるのを待っていました
でも
浜辺に届いたのは息子が履いていた黄色い
長靴の片方だけです
わたしは息子がこの世から消えたことが
どうしても信じられませんでした
バッシング
朝から鳴り止まない電話。。。
電話にでると
「親がいたのに、なんで死なせた!」
「おまえが殺した!おまえが死ねばよかった!」
息子の海難事故がテレビや新聞で報道された
ことで始まったバッシング
顔も知らない人から言われるバッシング
言われるたびに泣きました
何万回も何十万回も後悔しました
なんで浜辺に行かせたのか?
なんでキャンプに行ったのか?
なんで息子なのか?
私も死にたい!
生きていくことも、考えることも、
しんどくなり殻に閉じこもりました
死んだのは運命
あるとき言われました
「息子さんは5歳で死ぬ運命だったのよ。」
運命ってなに?
5歳で死ぬ運命ってなんだろう?
死ねない私の運命ってなに?
またまた考えてしまいました・・
・・わからなかった・・・
でもね
ひとつわかったことがあります
それは
人はいつか必ず死ぬということ
いつ死ぬのかは誰もわからない
じゃあ、いつ死んでもいいように
息子の分まで頑張って生きようと決めました
人に迷惑をかけないようにしよう
私の大切なものを子供たちに残していこう
そして死ぬ瞬間まで後悔しない生き方を
しようと心に決めたのです!
あなたは決めていることがありますか?
JOURNAL