終活の話
田舎での見守り「おたがいさま」
【東京都 コージ様 30歳代 男性 オンライン相談】両親は離島で暮らしています。コロナ禍で会うことができてません。先日、久しぶりに電話で話したのですが母親の体調が良くないそうで心配です。母親は65歳でまだ若い方だと思うのですが気になっています。今から何かしておくことがあれば教えてください。
心配ですね。
離島でお暮しということなので都会の生活よりは近所とのコミュニケーションが取れているのではないかと思います。
さて、確認してほしいことがあります。
①お母様の状態(体調不良の原因)
②お母様の病院の担当医師の話
③お父様の現在の状態(体調の不具合の有無)
これらの事から、お母様に介護が必要な場合もしくは必要だと思われた時は、島の役所に問合せて、早急に介護認定の申請をします。
介護認定度によって介護保険サービスが受けられるようになり、ケアマネジャーがつきます。
介護サービスを受けることで多くの人がお母様を見守ってくれることになります。
介護サービスを使わない場合でも包括センターや役所から定期的に連絡が行くと思うので、なにか困った時は対応してくれます。
といっても手続きや判断は家族がすることになりますので、お母様の状態の経過を見守ることが大切です。
またお父様も年齢的に介護が必要になるかもしれません。
引き続き、ご両親と連絡を取り合うようにしてください。
あとご両親が親しくしているご近所の方の連絡先を教えてもらってください。
何かあれば駆けつけてくれるようにお願いしておきます。
「お互い様」の気持ちが出てくる年齢なので遠慮しないで頼むことです。
親の介護はこれから始まるのですから。
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